ストーカー殺人について。

  • 2013.11.29 Friday
  • 12:27
こんにちわ。福永です。
さきほど、ツイッターで市川の女性刺殺事件に関連して、ストーカーに関するツイートをしていたら止まらなくなったので、こちらにまとめたいと思います。

まず、ツイート内容のコピペを。↓

市川の女性刺殺事件。やはり、ストーカー規制に問題ありと見える。しかし、あれだね。どうして昨今の男性は、振られると「殺しに行く」のだろうね。どうして「これが最後」と思うのだろう。他にいい女いっぱいいるのに。「一点しか見えなくなる男性」が多くなったということ?
そういえば、数年前、男性の友人でストーカー予備軍みたいなやつがいて、いいやつなんだけど「俺、彼女に振られたらどうしよう、彼女いなくちゃ生きていけない」とか言ってて、いやお前あれだよ、それ依存だよ、彼女いなくても仕事して飯食って寝てうんこしてれば死なないって話したけど、私の言葉なんて全然届いていなかった。ストーカーになる人は、人の意見を聞けない(理解しようとしない)、依存体質、自己分析ができない(繰り返す)、やさしい(人と衝突したくない)、自分の意見がない・表現できない、という共通点があるような気がする。
誰かと交際する際に気をつけなければいけないんだと思うんだけど、「自分の目的」がこちらに移動してくるような人は危険なんだと思う。そういう意味では、「どっからどう見てもメンヘラ」って人より、「メンヘラ予備軍」みたいな人の方が怖い。
私もストーカー被害にあったわけだけど、考えてみれば、私は友達と予定入れたり忙しかったけど、ストーカーは私の職場前まで来たりしてて、キモくて知らないふりしてこっそり帰ったこともあった。もうこの辺から気づくべきだったかもしれない。
よく女同士ではあるけど、「いつもいっしょじゃなきゃいや!」みたいな粘着質な人がたまにいて、たぶん寂しかったりするからそうなんだと思うけど、男性の場合、友人同士でそれはできないし、女の子と恋愛関係になれば、それが一気に放出できるようになる。恋人っていう大義名分もあるし。
よく「お前は俺の言うことをきいていればいい」みたいな命令形になる男性がいるけど、あれも結局、寂しいから自分だけ見ててほしい、ってのの延長にあるんだろうな。世の中、淋しい人同士でうまくいってるパターンもあるから何とも言えないけど、だからって殺していい理由にはならない。
人って潜在的に「ちやほやされたい」とか「自分だけ特別扱いされたい」みたいな欲求があるんだろうけど、だったら努力しろよ、と言いたい。才能がない、とか金がないってのは言い訳だ。若いんだから時間があるだろう。誰か特定の人間だけに集中するからいけない。
なんか「早く結婚したい」=「彼女を束縛したい」っていう構図が見えてくる。子供できれば確かに彼女は逃げないかもしれないよ。結婚すれば法的にも認定されたカップルになるでしょうよ。でも、そんな自分の欲求を満たすだけの交際関係に何が生まれるだろう。成長はできたのか? どこがゴールなんだ?
よく「ストーカーの気持ちが理解できない」ということになるわけだけど、彼らの行動っていうのは全て「衝動」なんだと思う。計画性があるのは子供と違って「知恵」や「金銭」を持っているからで、だがそれらは「子供の衝動」と変わらない。
重要なのは、ストーカー中の人に、「それは衝動だ」ということに気づかせること。どうすれば気がつくか? 説得してもきっと気づかない。気づくためには、やはり時間が必要なんじゃないだろうか。
「子供の衝動」っていうのは、例えば「○○ちゃんが叩いてきたから、思わずやりかえした」とか、「友達がおもしろそうな玩具を持っていたから黙って持ってきてしまった」とか。大人になれば、そのあとどうなるか考えるから衝動をおさえることができるけど、ストーカー中の人はできないらしい。
しかも、ストーカー中の人は、その衝動を「正当化」できる何かを持っているんじゃないだろうか。


以上が一連のツイートです。
140字にまとめる為に、投げやりな文章になっていますがご容赦ください。

以上のツイートに、追記としてストーカーに関して書かせていただきます。

まず、注目すべきはストーカーになる人の共通点です。
○人の意見を聞けない(理解しようとしない)
○依存体質
○自己分析ができない(繰り返す)
○やさしい(人と衝突したくない)
○自分の意見がない・表現できない

全部のストーカーに当てはまるわけではないと思うのですが、現在の日本人には大変多いと思います。
しかも、これらの特徴の共通項としては「隠蔽性」です。例えば、こういう人がストーカーになるらしいよ、と噂が広まれば、該当する人はうまくそれを隠蔽することができる。または、はじめから隠蔽し、死ぬまで露見することもないかもしれない。ということは、外側から他人が判断するのは難しい、ということになると思います。ただし、付き合いが長くなれば、それを感じ取ることができるのだろうと思います。
最近新しく「真面目系ダメ人間」というカテゴリーができたみたいですが(前からあったのかも?)、一見真面目で一生懸命やってるような風に見えるけれども、実はコンプレックスを抱えていて、陰では人を馬鹿にしていたり、真面目を装っている人のことなのだそうですが、割と一見真面目そうだと「そういう人だ」と思って見てしまいがちな気がします。「あの人は真面目そうだから、こういうとこもきちっとしているに違いない」とか「あの人は真面目そうだから、そんなことするはずがない」とか。
私の知人でも、そういう人がいました。見た目は普通のサラリーマンで、優しそうだし真面目そうだし、確かにきちんと勤めていて家庭も持っているのですが、職場では不思議と同僚に嫌われ(露骨ではなく遠まわしに)、家庭でも家族サービスはゼロで奥さんに全てまかせきり。ギャンブルなんてやりそうもないのに、実はこっそり競馬をしていて、不況で給料が減っても自分の嗜好品(お酒・タバコ)は絶対にやめない、しかも奥さんには他人の悪口ばかり言う、という人でした。努力を嫌い、どこか「一発逆転」を夢見ているような人でした。ここから言えるのは、まさに「隠蔽性」なのです。

さらに「ストーカー中の人は、衝動を正当化できる何かを持っている」と書きましたが、この「正当化できる何か」も、おそらくここにあると私は考えています。
彼らは自分のルールを隠蔽しているのです。
それはほかの誰にもわからないように、もしかすると自分でも気がつかないようなところで。
例えば、学生時代、AさんがBさんに「次の授業、体育でいいんだよね?」ときかれて、思わず「うん、そうだよ」と答えてしまったとします。しかし、次は体育ではなく理科の授業で、Bさん一人だけが校庭に行ってしまい、ほかのみんなは実験室に行ってしまった。その時、Aさんは「悪いことしたな〜」と思うと同時に「でも、俺に聞いてそれを信じたBが悪い。俺は悪くない」と思いました。ここに「自分のルール」が発生します。これは、自分にも非があるけれど、直接的な悪いことをしたわけではないから自分は悪くない、というルールです。もっとはっきり言うならば「わざとじゃないから悪くない」です。
ストーカーに置き換えて考えてみると、ストーカーにしてみれば、わざと何か悪いことをしたわけではないから自分に非はない。なぜ自分がこんな目にあわなければならないのか。「自分を振った人」=「自分を傷つけた人」。つまり、悪いことをしたのは相手、となるわけで、社会的ルールではなく自分ルールの中では、ストーカーしているのではなく、「相手が謝ってくるのを待ってあげている」などという理由に変換されるわけです。
しかも、多くの場合、ストーカーの目的は「復縁」なわけで、相手に避けられているのを知った時から、相手との接点を復活させなくてはならないという思考になると思うのです。その為、後を追ったり、待ち伏せしたり、家に押しかけたり、という行動になるのですが、これも彼らの中では「復縁する機会を増やしている」だけの行為に過ぎないのだと思います。メールや電話も含めると、自分を見て欲しい、というシグナルのようです。

よく、別れ方が悪いとか、ストーカーされる方にも問題がある、とおっしゃる方もいますが、確かにそういうパターンもあるかとは思います。
問題は、誰が悪い、ということではなく、アプローチの仕方なのかもしれません。
相手へのアプローチではなく、まずは自分へのアプローチです。
この記事を読んでいる方の中にストーカーはいらっしゃらないと思いますが、人の心の中には必ず「鬼」が住んでいます。この「鬼」というのは、非常にやっかいで暴れん坊です。しかも、この鬼は人間の本能に大変近い部分に住んでいます。欲求に対して敏感な性質を持っています。鬼が敏感に反応すること、これが衝動だと思います。
どんな人でも、この鬼とは一生つきあっていかなければなりません。
でも、いい方法があります。
この鬼は、存在を見極めれば、すごくいいやつです。なにせ、理由さえわかれば自分の味方なのですから。
眠い、お腹がすいた、自分のものにしたい。様々な欲求を抱えて人は生きていますが、鬼は子供のように素直ですから「〜したい!」と暴れることがあります。その時に「そうか、そうか、よしよし」と鬼をなだめてあげてください。鬼は自分の代わりに暴れだそうとしているわけですから、その気持ちをまずは受け取ることが大切です。そして「そうか、〜したいんだね、わかったよ」と理解してあげること。でも、事情があって今はすぐに叶えてあげられないことを伝えてあげる。そうすることで、鬼はおとなしくなってくれるはずです。

ストーカーになり、殺人まで犯すというのは、まるで常人からかけ離れているように感じるかもしれませんが、そうではないと思います。
そういう性質を持っている人は、たくさんいます。
もし、ストーカーになってしまった人がいたら、それは自分をコントロールする術を身につけてこなかったからです。

現行のストーカー規制法には、穴がたくさんあると思います。
私もストーカー被害にあったことがありますが、警察に相談しても取り合ってくれませんでした。
今も見つかったら殺されるかもしれないという恐怖があります。
今一度、ストーカー規制に関して、内容強化すべきではないかと思います。

長くなりましたが、本日のところは以上です。

また、私の実体験も参考にしたかもしれない、短編集『ドキュメンテイション』は、現在好評発売中です!
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ストーカーの怖い話も収録されています…

 

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